人の日記_1
2012-04-28
晴天のアドロードに忿怒の咆哮を轟かせたものは、憤然たる巨牛であった。……ふむ!諸君、目を疑ったようだね。遂にぼくが幻覚を友にしたかと、眉根を寄せたことだろう。いや……笑って結構。疑って結構!実際というものは眼路に限ると言うし……それどころか……眼路すら不足かもしれない。全く重々承知の明々白々の代物じゃないか。ただ諸君が戒心すべき事項とは、人の日記を覗き見たという悪徳を露見させないことだ……承知されただろうか?……文章というものは殆ど全てが人の鑑識眼を通されるものだが、唯一の例外が日記なのだよ。諸君という相対に全く頓着せず、ぼくという絶対を薄っぺらな紙面……狭隘な疆域……に表すものが日記なのだよ。諸君が侵略する余地があるだろうか?いいや!……日記とは、なんと素晴らしいユートピアだろうか!そうしてぼくは、究極の安息の下、心安らかにペンを走らせることができるというのだよ。了解されたなら……諸君、着席を願いたい!諸君が隠密の身であることを勘案しつつ語るならば、ぼくは遁走した!鴻大なる牛角に身を裂かれた人がなんという人で、なんと素晴らしい人だったかは知らない。ただ、諸君、繰り返すがぼくは遁走した!仕方がなかった、仕方がなかった!他者に貢献する冒険者の肩書きを持つからって、ぼくが身代りになって何があっただろうか……そう!……ぼくでなく、ぼくの名前を持った石の御前に花が添えられるのである。……着席したまえ、諸君!契約を忘れたのかね?……列席の諸君の中に、逝った彼と比較して、ぼくが愚かだと断言する紳士はいるだろうか……いや……どうだ……有り得ない!……沈思黙考したまえ。存命して、将来に賢者の石を創る可能性が高いのは、ぼくと彼のどちらだ?何らかの素晴らしい発明を生み出す可能性が高いのは?新たな大陸を発見する可能性は?空の向こうを目撃するのは?酒を焼く炎が青い理由を判明させるのは?……ぼくだ!全てぼくだ!懐疑はやめたまえ、屁理屈はやめたまえ!全く重々承知の明々白々の代物じゃないか。これこそ、他者に貢献する冒険者の鏡というものじゃないか。さあ、もう話は終わりだ。散会の時間だ。さっさと席を立ちたまえ。諸君、出口にも御意見箱は無い!
定期巻きについて
2012-03-01
「定期巻き」とは、その週の木曜日22:00までに、土曜夜セッションが立っていない場合、MAKIGUSOセッションが立つことです。
美食が個人として行うだけなので、基本的にはGMは美食です。
・現在、きまって「○が大地を蹴った」というタイトルです。
○MAKIGUSOセッションとは
参加者が開始前に相談して、セッションの内容を決めるセッションのことです。
実験段階ではうんこみたいなセッションしかできないと思っていたので、このような名前になりました。
アドリブセッションでいいです。
●基本的なこと
・予定時間の最初の30分はPLによる相談時間です。
時間になる前に参加予定者が全員集まった場合、その時点で相談を開始してください。
参加予定者が集まっていなくても、時間になったら相談を開始してください。
・相談が纏まったら【】で最終まとめを出して下さい。
→GMは原則、それだけを参照してセッションを進めます。
・セッション初心者大歓迎!したいことを言えばいいだけなので、相談は難しくないです。
・きみを追う清風 ──水による支配のもとで
↑ログです。相談の参考にしてください♪
・あくまで、「セッションしたいけどセッション立ってないお」という方への応急措置としての定期巻きです。
ですので、セッションに参加していない方は、同時刻にチャットに出て下さって結構です。寧ろ、じゃんじゃん出て下さい。
これは、MAKIGUSOの参加枠に空きがあっても同様です。チャットやりたい人はチャットやろうぜ!
○参加予定人数が上限を超えた場合
前回参加したか、今までMAKIGUSO以外のセッションにどれくらい出ているか、などが考慮されます。
優先度がほぼ同じである場合は、抽選です。
参加枠が埋まっていても遠慮なく参加希望を出して下さい。
●挙げること
・舞台
→例えば火山、古城、海底神殿など
・目的
→例えば○○を奪取、○○を護衛など
・セッション内の要素
→例えば温泉、中ボス、逃走など
・難易度
→ヌルゲー、易しい、やや易、普通、やや難、難しい、至難、おまかせから選択
・以上を最低限として、【】にまとめて提出してください。
●避けてほしいこと
・セッションタイプ「推理」は事前準備がどうしても必要なので、できません。
・セッションの最初から最後まで綿密に内容を決めること。
→いいけど、つまらないかもしれません。
・開始時間に大きく相談が食い込むこと。
・「PC分散」は挙げても無視される可能性が大きいです。
→セッション内容によって可能か不可能か分かれてくるのです。
●その他纏める気を失った項目
・基本は参加者上限4人。参加希望者3人未満で中止。
・参加は非先着順。参加希望者が4人を超えた場合、土曜日の0:00に参加決定者を選出。
・その他、「初心者っぽい枠」など特殊枠が現れたり、現れなかったり。
→特に表記が無ければ、全て通常枠です。
・美食が土曜日に用事、チャットしたい、或いはサイトにイベントがある、などの都合で次週に定期巻きが行われない場合は、最後のMAKIGUSO記事にて連絡します。
・定期巻きが立った後に、通常セッション立てたいんだけど…と考えた方は教えて下さい。スケジュールをお譲りします。
・また、次回セッションの時間(土曜日のいつ)を希望したい方は、同様に教えて下さい。
・人数不足で中止した場合、中止した定期巻きの記事は消滅します。
・次の定期巻きは俺がやる!という方がいらしたら、教えて下さい。
・セッションやろうぜ!
美食が個人として行うだけなので、基本的にはGMは美食です。
・現在、きまって「○が大地を蹴った」というタイトルです。
○MAKIGUSOセッションとは
参加者が開始前に相談して、セッションの内容を決めるセッションのことです。
実験段階ではうんこみたいなセッションしかできないと思っていたので、このような名前になりました。
アドリブセッションでいいです。
●基本的なこと
・予定時間の最初の30分はPLによる相談時間です。
時間になる前に参加予定者が全員集まった場合、その時点で相談を開始してください。
参加予定者が集まっていなくても、時間になったら相談を開始してください。
・相談が纏まったら【】で最終まとめを出して下さい。
→GMは原則、それだけを参照してセッションを進めます。
・セッション初心者大歓迎!したいことを言えばいいだけなので、相談は難しくないです。
・きみを追う清風 ──水による支配のもとで
↑ログです。相談の参考にしてください♪
・あくまで、「セッションしたいけどセッション立ってないお」という方への応急措置としての定期巻きです。
ですので、セッションに参加していない方は、同時刻にチャットに出て下さって結構です。寧ろ、じゃんじゃん出て下さい。
これは、MAKIGUSOの参加枠に空きがあっても同様です。チャットやりたい人はチャットやろうぜ!
○参加予定人数が上限を超えた場合
前回参加したか、今までMAKIGUSO以外のセッションにどれくらい出ているか、などが考慮されます。
優先度がほぼ同じである場合は、抽選です。
参加枠が埋まっていても遠慮なく参加希望を出して下さい。
●挙げること
・舞台
→例えば火山、古城、海底神殿など
・目的
→例えば○○を奪取、○○を護衛など
・セッション内の要素
→例えば温泉、中ボス、逃走など
・難易度
→ヌルゲー、易しい、やや易、普通、やや難、難しい、至難、おまかせから選択
・以上を最低限として、【】にまとめて提出してください。
●避けてほしいこと
・セッションタイプ「推理」は事前準備がどうしても必要なので、できません。
・セッションの最初から最後まで綿密に内容を決めること。
→いいけど、つまらないかもしれません。
・開始時間に大きく相談が食い込むこと。
・「PC分散」は挙げても無視される可能性が大きいです。
→セッション内容によって可能か不可能か分かれてくるのです。
●その他纏める気を失った項目
・基本は参加者上限4人。参加希望者3人未満で中止。
・参加は非先着順。参加希望者が4人を超えた場合、土曜日の0:00に参加決定者を選出。
・その他、「初心者っぽい枠」など特殊枠が現れたり、現れなかったり。
→特に表記が無ければ、全て通常枠です。
・美食が土曜日に用事、チャットしたい、或いはサイトにイベントがある、などの都合で次週に定期巻きが行われない場合は、最後のMAKIGUSO記事にて連絡します。
・定期巻きが立った後に、通常セッション立てたいんだけど…と考えた方は教えて下さい。スケジュールをお譲りします。
・また、次回セッションの時間(土曜日のいつ)を希望したい方は、同様に教えて下さい。
・人数不足で中止した場合、中止した定期巻きの記事は消滅します。
・次の定期巻きは俺がやる!という方がいらしたら、教えて下さい。
・セッションやろうぜ!
SS_6
2011-08-15
諸君!ぼくは今、窓の外に屈んでいて、このメモをとっている。どこの窓かって?もちろん、知らない人の家さ……自分の家での会話を、盗み聞くことがあるだろうか?それは当然……いや……ふむ!ひょっとしたら、あるかもしれないな。例えば、泥棒が入っているとか、友人の独り言を聞くとか……そう、色々ある。しかし、ぼくが今盗み聞きしているのは、正真正銘、知らない家での、知らない人々の会話だ……ただちょっと、山羊のようななき声がずっとするんでね、気になって、聞いてみようと決心した次第だが……やれどうだろう!ずいぶんと楽しい……不良で、辛辣で、人面獣心で、襤褸糞で糞味噌で鼻糞なようすじゃないか。そういったわけで、ぼくは他人の会話を記録するに至ったのである。……まあ、まあ、諸君!そんなに声を荒げないでくれたまえ。ぼくを悪徳だなんて、罵らないでくれたまえ。それは早計なのだよ、憶断なのだよ。ぼくを罵っている場合か、否かの判断は、以下に記す短い会話を読んでから、決めていただきたい。それでもなお、彼らよりも、ぼくが不逞だと思うなら……お好きなようにしていただいて、けっこう!
SS_5 (R-15)
2011-07-29
悲鳴に近いような泣き声は、おそらく、ずっと前からあがっていたんだと思う。
けれど俺は、はっとして、その時やっとその声を聞いた。
それとほとんど同時に、顔を真っ赤にして泣く、寝転がった少女を認識した。
(また。また、やった)
けれど俺は、はっとして、その時やっとその声を聞いた。
それとほとんど同時に、顔を真っ赤にして泣く、寝転がった少女を認識した。
(また。また、やった)
SS_4
2011-06-12
「お前が団を継ぐんだ。そのことを自覚しろ」
「おれがお前をなんのために育てたのか、分かっているのか?」
「いいか。お前には、剣以外で期待していないんだ」
親父が、俺のまえに立ちふさがって、何やらを色々と怒鳴りちらす。
俺は、頭がどうにもぼうっとしていて、何を言っているのか、半分くらい分からなかった。
うつむいて、黙っていることしかできなかった。時間が過ぎることを、ひたすら祈っていた。
うすよごれた布の床をずっと見つめていても、ふしぎと、飽きがこなかった。
「おれがお前をなんのために育てたのか、分かっているのか?」
「いいか。お前には、剣以外で期待していないんだ」
親父が、俺のまえに立ちふさがって、何やらを色々と怒鳴りちらす。
俺は、頭がどうにもぼうっとしていて、何を言っているのか、半分くらい分からなかった。
うつむいて、黙っていることしかできなかった。時間が過ぎることを、ひたすら祈っていた。
うすよごれた布の床をずっと見つめていても、ふしぎと、飽きがこなかった。
SS_2
2009-09-29
下にグルジ川が見える。広いけれど浅い川だ。近隣の住民が、朝と夕方に水を汲みに来る。
今は、まだ住民が水を汲みに来ないような、早朝だ。風が弱く吹いている。
ぼくの隣に立っている2、3つくらい年上の女はぼくの方を見て言う。
「これでずっと一緒になれるのね」
今は、まだ住民が水を汲みに来ないような、早朝だ。風が弱く吹いている。
ぼくの隣に立っている2、3つくらい年上の女はぼくの方を見て言う。
「これでずっと一緒になれるのね」
SS_1 (再掲載)
2009-09-27
「なぜ来た」
朝から降り続いている雨の日の真夜中に、ノックも無しに扉を開けた、シルクハットを被った白髪の男に、私はつい、目を見張って言った。
この男には見覚えがあった。ただ、かつては白髪ではなかったし、何せ大分久しいために認識に少しの間が必要だった。
朝から降り続いている雨の日の真夜中に、ノックも無しに扉を開けた、シルクハットを被った白髪の男に、私はつい、目を見張って言った。
この男には見覚えがあった。ただ、かつては白髪ではなかったし、何せ大分久しいために認識に少しの間が必要だった。